リゾートする家

軽井沢に移住される方が増えてきていますが、実際に弊社でお手伝いしたお客様にお話を
伺いました。
第一弾は横浜から家族で移住されてきたMさんご家族です。

Navi :まず最初に、軽井沢への移住を考えたきっかけは何でしたか。
Mさん:きっかけは娘の誕生と自分の仕事の転機でしょうか。
   当時横浜市で生活をしていましたが、果たして子育ての環境としてベストなのか、
   地方で育った私や妻が、自身の幼少期も思い起こしながら、悩んでいました。
   そろそろマイホームも、と考えて住宅展示場などを回り始めていた頃でもあり、
   タイミングとして今しかない、と思いました。
   周りからは「逆に身を固めるときで、今ではないだろう」と言われましたが(笑)

Navi :なぜ軽井沢だったのでしょう。
Mさん:横浜在住時から何度か訪れたことのある憧れの地で、ここに住めたらいいね、
   という何気ない会話の一言がそもそものきっかけです。
   他には適度な自然があること、新幹線や高速道路など首都圏へのアクセスが良いこと、
   夏が冷涼であり四季がはっきりしていること、さらに「軽井沢」というブランドも
   あったと思います。
   私自身にとってはもう一つ、毎日の通勤時、どうしても避けられない混雑した電車が
   とにかく嫌いで、それも大きな理由なんです。
   今では気候の良いときは自転車で通勤してますが、朝日の木漏れ日の中はサイクリング
   のようで心地よいですよ。

   

Navi :それでも家族そろっての移住となると一大事だったのでは。
Mさん:まさにその通りで。
   最初妻に話したときは、冗談としかとられませんでしたから。
   お互いの仕事のこと、子育てのこと、家のことなど将来についていろいろと話し合い、
   未来像が何となく描けたところで、いざ調査と称し、何度か旅行がてら下見に行きました。
   その甲斐もあって、事前に軽井沢での生活が何となくイメージすることが出来ました。

Navi :不動産屋さんは多数ありますが、軽井沢別荘Naviに決めたきっかけは何でしたでしょう。
Mさん:一言でいうと、「不動産屋っぽくなかった」でしょうか。
   普段お世話になることのない業界でしたので、どう選んだらよいのかも手探りでした。
   ホームページを探したりしていたのですが、他の不動産屋さんと異なり、移住のお手伝い
   というイメージが強く、信頼できると思ったからです。
   実際に担当の方にお会いして話をしてみると、その方も移住された方とのことで、とても
   親身に、先々のことまで考えて提案してくれました。
   契約完了したのちもいろいろ気にかけてくださり、はじめての薪割については、私の師匠
   にもなってくれました。

  

Navi :具体的な場所選びのポイントと決め手は何でしたか。
Mさん:娘がおりますので、まずは小学校が徒歩で行ける場所であることが第一要件でした。
   当初のイメージは木立の中の別荘地でしたが、軽井沢別荘Naviの担当の方から、冬の
   道路除雪がない場所は大変であることや、夏季の湿気も考慮しておくべき、とアドバイス
   頂き、現在の場所に決めました。

Navi :建築はどのように考えていきましたか。
Mさん:テーマはずばり「家に居ながらにしてリゾート」
   横浜では賃貸マンションで、住む場所としては至便で良かったのですが、自分たちらしく
   暮らす場所として十分といえない、と考えていました。
   なので休日になるとほとんどどこかに出かけ、自宅にいることは少なかったのです。
   理想の自宅を考えたとき、例えば眺めの良い風呂にしたいとか、リビングダイニングは
   30畳以上、キッチンはアイランドで、いつでも人が集まれる場所にしたい、などと
   希望が多数ありました。
   問題はそれを実現していただく建築家を、どのように探してお願いするか。
   横浜でも何人かの建築家の方にお会いし、実例を見させていただきながら相談したのですが、
   軽井沢は寒冷地でもあるので、冬の対策に実績のある方がなかなか見つかりませんでした。
   そこで土地を探している際、軽井沢別荘Naviの担当の方に併せて相談したところ、地元で
   実績のある建築家の方を何名か紹介いただき、実際にお会いしてお話ししたり、実例を
   見させていただくことで、より理想の実現が可能な建築家の方に出会うことが出来ました。
   また建てていただく工務店も、軽井沢での建築実績が豊富な所をご紹介いただきましたので、
   理想のマイホーム創りが現実のものとなりました。
  
Navi :こだわりポイントは何でしょうか。
Mさん:拘ったポイントは外観から内装、照明のスイッチまで多々あるのですが…
   ひとつは、合計36畳になるリビングダイニング。
   大学時代の恩師のご自宅がとても素敵で理想形だったのですが、広々としたリビングダイニング
   で、「いつでも人が集まれる家」にされていたのを真似ました。
   さらに併設するキッチンもオープンのアイランド式にし、ダイニングと一体化させることで、
   複数でも料理を楽しむことができます。
   もう一つはバスルーム。
   二階に設置し、壁面は半分がガラス張り、天窓もついた構造で、開放的な雰囲気です。
   洗い場も広いので、娘が小さい頃は友達5-6人と一緒に入り、大騒ぎでした…

 

Navi :苦労されたことなどはありましたか。
Mさん:土地探しや家づくりはむしろ楽しみにしていたので、個人的には苦労はありませんでした。
   しいて苦労といえば、住宅ローンでしょうか。
   当時転職して間もないころでもあったので、勤続年数でなかなか審査に通らなかったのは
   想定外でした。
   ここでも軽井沢別荘Naviの担当の方に助けていただき、無事に地元銀行でお願いすることが
   出来ました。

Navi :最後に軽井沢に移住しての感想を聞かせてください。
Mさん:横浜にいたときは、休みの日には自宅(マンション)にいるのではなく、どこかへ出かけて
   リフレッシュすることが多かったのですが、軽井沢に来て自宅でのんびりと薪割したり、畑仕事
   するなど過ごし方が変わりました。
   単に住む場所から暮らす場所に変化した、とでも言う感じでしょうか。
   気候も四季がはっきりしていてメリハリがありますし、自然を近くに感じられるのはいいですね。
   また地域の方も移住してきた方が多く、適度な距離感でお付き合い出来るのも、居心地のよさと
   いえます。

Navi :軽井沢ライフを楽しまれていらっしゃる様子が伺え、そのご縁に私たちが関われたことを嬉しく
   思います。
   いろいろなお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。